「藤原肇と甚平の関係についての一考察」【モバマスSS】
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[saga]
2017/07/13(木) 23:08:43.16 ID:l0BMWBy60
藤原肇と作務衣の関係を評価した研究は散見される。久居は、「作務衣を着ているときの藤原肇のポイントは目である。…...(中略)……、作務衣を着ているときは、表現者の藤原肇である。目に最も表れるのである。そしてもう一方の穏やかな目は、表現者から年相応の少女になった時の目である」と、藤原肇の目に与える影響を指摘している(※3)。また、Caramelは「腕捲りは良いぞ」と、うら若き16歳の少女が気合いを入れる瞬間の美しさ(通称「腕捲りの美」)を挙げている(※4)。上鯖江は、藤原肇が幼少期より着慣れている服であるとし、作務衣は「「肇」を「肇」たらしめる、いわば焼き物の土」であると、藤原肇と作務衣の不可分性を指摘している(※5)。
また、作務衣特有のゆったりとした服の構造によって一つ一つの動作に違ったシワが作務衣に形成され、そのしわが非常に美しいという点、インナーの青いTシャツをチラ見せする肇ちゃんが少し小悪魔的であるという点、作務衣を着るときに紐を結ぶ姿を想像するだけでドキドキするという点を、報告者はこれまでの研究にて指摘した(※6)。
以上より、藤原肇が作務衣を着用することにより、藤原肇としての魅力がさらに乗数的に高まる効果を確認した。
(※3)久居央「作務衣が藤原肇にもたらす影響の分析_目を分析対象にして」『作務衣研究』、2号、65巻、pp.16-81、2017年6月より、p.75。
(※4)I. Caramel著、藤原肇を応援する会備前市本部訳『藤原肇と作務衣_腕捲りの美(第2版)』HF出版、2016年、p.55。
(※5)上鯖江久三『作務衣今昔』HF出版、2013年、p.25。
(※6)拙稿、pp.161-3。
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