【アイマス】眠り姫　THE SLEEPING BE＠UTY-SS速報VIP

【アイマス】眠り姫　THE SLEEPING BE＠UTY

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68:名無しNIPPER[saga]
2017/07/17(月) 20:20:18.71 ID:iLUKzxvno
そんなチハヤの心情を知ってか知らずか、
ハルカは穏やかに笑いながらチハヤに歩み寄り、隣に立った。

ハルカ「隣、いい？」

以下略 AAS

69:名無しNIPPER[saga]
2017/07/17(月) 20:25:38.12 ID:iLUKzxvno
もしこれが学園の生徒からの質問であったなら、
チハヤは恐らくここまで正直には答えなかっただろう。
いや、そうでなくとも、相手がハルカでなければ適当にごまかしていたかも知れない。
だがチハヤは、この少女になら自分の内面を打ち明けてもいいと、
無意識下ではあるがなぜかそんな風に感じていた。

以下略 AAS

70:名無しNIPPER[saga]
2017/07/17(月) 20:29:58.84 ID:iLUKzxvno
ハルカ「『能力を使いこなせる子がアイドルに選ばれる』。
　　　　これは多分間違ってないんだけど、
　　　　きっとそれ以外にも、アイドルには大事なことがあるんだと思う。
　　　　それで、その大事なことっていうのは多分、
　　　　アイドルになる子によってそれぞれなんじゃないかな？」

以下略 AAS

71:名無しNIPPER[saga]
2017/07/17(月) 20:45:55.45 ID:iLUKzxvno
・
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・
　　　「――しかし一緒に居ると約束した友達は、女の子のそばから居なくなってしまいました。
　　　二人で過ごした日々や思い出がすべて夢か幻であったかのように……」

以下略 AAS

72:名無しNIPPER[saga]
2017/07/17(月) 20:50:51.30 ID:iLUKzxvno
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チハヤという新たな顔が加わったことで、
学園の生活にはちょっとした変化と刺激も加わった。

以下略 AAS

73:名無しNIPPER[saga]
2017/07/17(月) 20:54:48.23 ID:iLUKzxvno
そんな日常の中、桜舞う学び舎に今日も少女たちの歌声が響いている。

リツコ「ここはより伸びやかに。そう、いい調子ですよ」

横一列に並んだ少女たちと、その前を教鞭でリズムを取りながら歩くリツコ。

以下略 AAS

74:名無しNIPPER[saga]
2017/07/17(月) 21:01:50.82 ID:iLUKzxvno
リツコ「――最後にチハヤさんですが、歌の技術はとても素晴らしいですね。
　　　　ここへ来てもうすぐ一年になりますが、
　　　　元々優れていた技術を更に伸ばすことに成功しているようです」

チハヤ「ありがとうございます」

以下略 AAS

75:名無しNIPPER[saga]
2017/07/17(月) 21:08:49.03 ID:iLUKzxvno
その後、学園は休み時間へと入った。
今日は皆特に用事はないので、全員中庭でのんびりと空中を浮遊して過ごしている。
ユキホとマコトは持参したティーセットで紅茶を飲み、
ヒビキは空中を泳ぐようにひらひらと飛び回る。
そしてチハヤはやはり一人、読書を嗜んでいた。

以下略 AAS

76:名無しNIPPER[saga]
2017/07/17(月) 21:20:14.13 ID:iLUKzxvno
イオリ「大体、いつも何を読んでるのよ。一人でいつもいつも……」

アズサ「あら……そう言えば、聞いたことはなかったわね～。
　　　　読書の邪魔をしちゃいけないと思って……。
　　　　う～ん……とても真面目な子だし、

以下略 AAS

77:名無しNIPPER[saga]
2017/07/17(月) 21:26:28.58 ID:iLUKzxvno
アズサ「うふふっ、チハヤちゃん♪」

チハヤ「アズサさん……。何か用ですか？」

この一年間でもう慣れてしまったのだろう、

以下略 AAS

78:名無しNIPPER[saga]
2017/07/17(月) 21:34:37.21 ID:iLUKzxvno
イオリ「――はぁ……」

二人の様子を見ながら、イオリは浅くため息をつく。
だが、本当にアズサはお節介なんだからと思いつつも、
これで自分も成長できると思えば感謝の気持ちも少なくはない。

以下略 AAS

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