【アイマス】眠り姫　THE SLEEPING BE＠UTY-SS速報VIP

【アイマス】眠り姫　THE SLEEPING BE＠UTY

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155:名無しNIPPER[saga]
2017/08/01(火) 20:37:51.19 ID:cYR6UUWPo
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暖かい日の差し込む窓際。
部屋の中は静かで、遠くからは大きな音や少女の掛け声が聞こえる。

156:名無しNIPPER[saga]
2017/08/01(火) 20:41:13.38 ID:cYR6UUWPo
マコト「……やっぱりアズサさんには分かっちゃうんですね、流石です」

アズサ「そんな、大したことじゃないのよ～？
　　　　もしユキホちゃんに関係ない相談事だったら、
　　　　今もきっと一緒に居るだろうなって思っただけだから」

以下略 AAS

157:名無しNIPPER[saga]
2017/08/01(火) 20:42:42.76 ID:cYR6UUWPo
アズサ「夜中に……？　そのこと、ユキホちゃんに聞いてみたりはした？」

マコト「一度、さり気なく聞いてみました。夜はちゃんと眠れてるか、って。
　　　でもその時は、眠れてるって言ったんです」

以下略 AAS

158:名無しNIPPER[saga]
2017/08/01(火) 20:45:39.80 ID:cYR6UUWPo
マコト「ボク、すごく心配で……。
　　　でもユキホに聞いてもなんともないって言われるばっかりで、
　　　だからそれ以上聞くこともできなくて、ボク……！」

アズサ「マコトちゃん……」

以下略 AAS

159:名無しNIPPER[saga]
2017/08/01(火) 20:49:09.44 ID:cYR6UUWPo
だが、不安を吐き出したいという思いから続けて発されたマコトの言葉は、
そんなアズサの表情を初めて崩させた。

マコト「でも、ユキホがいきなり話し出すことって……
　　　そのほとんどが、タカネのことなんです」

以下略 AAS

160:名無しNIPPER[saga]
2017/08/01(火) 20:51:55.78 ID:cYR6UUWPo
アズサ「さっきも言ったけれど、ユキホちゃんがあなたのことを
　　　　嫌いになるなんてこと、あるはずがないわ」

穏やかながらもはっきりとそう言い切ったアズサの言葉。
その言葉は、マコトの中で必要以上に大きくなっていた不安を少なからず取り払った。

以下略 AAS

161:名無しNIPPER[saga]
2017/08/01(火) 20:55:05.78 ID:cYR6UUWPo
教室の入口から聞こえたその声に、
二人はハッとして顔を向け、同時にマコトは慌ててアズサから離れる。
そこには、僅かに眉根を寄せたユキホが立っていた。

マコト「ど、どうしたの、ユキホ。ヒビキたちと能力の特訓をしてたんじゃ……」

以下略 AAS

162:名無しNIPPER[saga]
2017/08/01(火) 20:56:43.95 ID:cYR6UUWPo
ユキホ「……ねぇ、マコトちゃん」

マコト「何、ユキホ？」

廊下を歩きながら、ユキホは斜め前をやはり早足気味で歩くマコトに声をかける。

以下略 AAS

163:名無しNIPPER[saga]
2017/08/01(火) 20:59:28.18 ID:cYR6UUWPo
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ユキホがマコトを探しに行ったあと、
ユキホの言っていた通り、ヒビキはイオリ、ヤヨイと共に能力の訓練を続けていた。

以下略 AAS

164:名無しNIPPER[saga]
2017/08/01(火) 21:02:21.12 ID:cYR6UUWPo
ヒビキ「いーや、休憩した方がいい！　疲れてどんどん動きが悪くなってきてるぞ。
　　　これ以上無理して続けてもただ疲れが溜まっちゃうだけだよ」

ヤヨイ「あう……ごめんなさい。それじゃ、ちょっと休んできます。
　　　できるだけ、すぐ戻りますから……」

以下略 AAS

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