6: ◆XozYxp.J6w[saga]
2017/07/13(木) 14:17:44.83 ID:z3hWrjKpO
―――翌日、夜神家
月「だいぶ情報が入ったよ」
リューク「お?」
月「ビルの契約者は岡部倫太郎、大学生だな」
リューク「じゃ、そいつを殺すのか」
月「…続きがある、よく聞いてろよ、リューク」
月「岡部倫太郎はあの部屋に小さいサークルを立ち上げている」
リューク「サークル?」
月「ああ、早い話がSPKのようなものだ。」
月「サークルの人数は8人。その中にノートを知る者がいる。」
リューク「全員殺すのか?」
月「…罪のない一般人を殺すのはキラの信念に反する」
月「爆破予告だけで終わらせたのもそれが理由だ」
月「だが、ノートの存在を知る者…そうだな…岡部倫太郎からイニシャルをとってOとしようか」
リューク「半ば決めつけてないか?」
月「……あくまで呼称としてだよ。リューク」
月「決め付けてかかるから冤罪が生まれるんだ」
月「世の中は決め付けてかかって間違ったらごめんなさいでは許されないんだよ」
リューク「ククッ…」
月「Oを見つけ出して目の前で死ぬ様を見てやる…」
リューク「悪趣味だなぁ、ライト」
月「…今の世界ではキラが法であり、キラが秩序を守っている」
月「それを侮辱するとはどういうことか…」
月「思い知らせてやる!」
月(…手始めにやった警察訪問や爆破予告…)
月(Oにとってはプレッシャーだろう…)
月「この僕に…キラに迫られている事に対してどれだけ持つかな?」
リューク「じわじわと追い詰めて反応見るってか」
リューク「お前をおちょくるような奴がそんな簡単に尻尾を出すかね?」
月「く!黙ってろリューク!」
月「ああ、今思い出しても吐き気がする…!」
月(あぁいう存在こそ裁きを受けるべきなんだ…)
月(O…絶対にこの手で殺す…!) ギリィ
リューク「で、どうするんだ?」
月「ラボのメンバーに尾行をつける…」
月「爆破予告の犯人の可能性…使える事は何度でも…だよ。」
リューク「いたずらで終わったんじゃないのか?」
月「まだ警戒態勢を取らせているよ」
月「後はメールや電話の記録を通信会社に提示させたいけど…」
リューク「ククッ、まあ面白いものが見れるのを期待してるぜ」
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