18: ◆XozYxp.J6w[saga]
2017/07/13(木) 14:56:01.83 ID:z3hWrjKpO
月「…?」
フェイリス「…ライトは嘘が下手なのニャ」
月(…なんだと?)
フェイリス「なんで嘘を付くのかフェイリスには分からニャいけど…さっきも言った通りくつろいでもらうのが第一ニャ」
月(しまった…なにかミスを犯したか…?)
フェイリス「だからライトがどうしてここに来たのかも聞かないニャ」
月「──!」
フェイリス「ただし、来たからには癒されて行って欲しいのニャ!」
月「は、はは…実はここら辺で調べていることがありましてね…出来るだけ目立ちたくなかったんですよ…」
月(下手なことは言わないほうが良い…これが今僕が言える限界だ…)
フェイリス「…ライトがが何を調べてるのかはわからニャいけど、フェイリスはライトの事を応援するのニャ」
月「…ありがとうございます」
フェイリス「サービスニャ」
月(オムライス…か)
リューク「世界がヤバいか。ヤバイのはお前じゃないのか?ライト」
月(いい加減黙ってろ死神…)
まゆり「トゥットゥルー☆」
月(!!)
まゆり「あれれぇ?お客さん、はじめましてだねぇ?」
フェイリス「お客さんじゃないニャ」
月「えっと…?」
フェイリス「紹介するニャ!このメイドは…メイクイーンナンバー2のマユシィ・ニャンニャンだニャ」
まゆり「えっへへぇ、まゆしぃ☆です!」
月「あ、ああ…まゆしぃさん。初めまして」
まゆり「わぁ、お客さん、オカリンと声が似てるねぇ?」
月(オカリン…岡部倫太郎のことか…?)
フェイリス「じゃニャくて!マユシィ!お客さんじゃニャいし!語尾もニャを付けるニャ!」
まゆり「あ、ごめんなさい…ご主人様だにゃぁ」
月「い、いえ…どっちでもいいですよ…」
フェイリス「良くないニャ!ここは来てくれるご主人様のための場所、曖昧な態度でいるのはダメだニャ!」
月「そ、そう…なんですか…あ、では、僕はこのへんで。お会計…」
フェイリス「ニャニャ!600円になりますニャ!」
月(コーヒー1杯で600円!?…ぼったくりじゃないか………だが、椎名まゆり…思わぬ所で核心に近付けた)
月「……」
リューク「おい、どうしたんだよ黙っちゃって?もしかしてあの猫耳メイドに情が移ったとかか?」
月「そんな訳ないだろ…Oを潰すための次の手を考えていたんだよ。」
月(それにしてもあの女…一体…特に変な事を言った覚えは…僕の嘘を見破った…何者だ…)
月(超能力…?…いや、そんなものあってたまるか…!)
月(くそ…考えれば考えるほど頭がぐちゃぐちゃになる!)
月「………今日は一度帰るか…」
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