夜神月(時を超えるメール……?)
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114: ◆XozYxp.J6w[saga ]
2017/07/15(土) 19:36:04.42 ID:MkhZKfNeo
岡部(……一週間だ)

岡部(…夜神月がラボに現れずに一週間……ルカ子のもとにカモフラージュと称して“フリーライターの仕事”をしに行ってるようだが)

岡部(仮にもLの捜査、雑誌には柳林神社のことは載らないのだが律儀な性格故かルカ子は大真面目に答えているらしい)

岡部(まゆりとフェイリスによるとメイクイーンにも顔を出して小銭を落としてもいる…ダルもその場に遭遇したそうだ)

岡部(正直…怖くないといえば嘘になる…いつノートに名を書かれるかわからない恐怖は拭えない)

岡部(タイムリープマシンはエンターキー一つで飛べるように心がけているが紅莉栖の目もあるし…)

岡部(蘇りし者―ザゾンビ―の鋭い魔眼に屈するほどこの狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真は落ちぶれてはいないがな)

ダル(なんだかよくわからんけれどオカリンノリノリだな)

岡部(……キラによる殺人は一向に止まっていない…しかし…)

岡部(…この一週間…キラの裁きは大抵夜神月がほかのラボメンの前に姿を現し…そして俺は一人の時に行われる…)

岡部(まるで俺を狙いすましているかのように)

紅莉栖「ちょっと岡部、聞いておきたいことがあるのだけれど」

岡部「…ん、どうしたのだ?」

紅莉栖「岡部アンタ隠し事してないわよね?」

岡部「…どうしたのだいきなり」

紅莉栖「…夜神さんがラボメンになって…でもそれがLの捜査でって…夜神さんはL本人なのか疑わしいけど確実に警察の人間で……」

岡部「…それは……」

紅莉栖「……嘘をついている目ではなかった…って言うと論理的ではないかもしれないけれど…私には彼が嘘をついていう風には見えなかった」

岡部「………」

紅莉栖「でも岡部を疑うっていうのも違う。岡部はキラじゃない。」

紅莉栖「そりゃ岡部はセカイノシハイコウゾウガーとかわけのわからないこと言い出す厨二病だけど…だからと言って人の命を軽く見る人間では決してないのは知ってる」

岡部「…………」

紅莉栖「……岡部…アンタは」

岡部「……隠し事、だったな……お前は隠し事のない人間などいると思うか?」

紅莉栖「!」

岡部「……人間誰しも嘘や隠したいことはある。仲間で協力して他の人間に知られぬよう隠し通すことだってある…」

岡部「…嘘や隠し事がないすべて共有できる関係を仲間と呼ぶのであれば…俺に仲間はいない。孤高……孤独な…マッドサイエンティストだ」

岡部「……俺は…この鳳凰院凶真は機関に機密を漏らすほど愚かではない!今まで話しててわからなかったのか?クリスティーナよ!」

紅莉栖「知ってるわよ、岡部倫太郎という愚直なほどの意地っ張りのことは。……伝えるべきことはちゃんと伝えてくれる奴だってこともね」

紅莉栖「まっ、わかった。岡部は私に対して言うべきことは全部言ったってことね。じゃなかったら岡部のことだもの、動揺してしどろもどろになるわ」

岡部「……ぐぬぬ」

ダル(もうお前ら結婚しろ)


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