緒方智絵里「あなたと過ごす、特別で怠惰な一日」
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54:名無しNIPPER[saga]
2017/07/14(金) 14:51:11.84 ID:rHT/Celd0
「あっ、大丈夫です。どこだろうと、プロデューサーさんといられるのなら、私は楽しいですから」


「……分かった。ありがとう、智絵里」


「よし、じゃあ、そうしようか」と、予定を決め終えると、Pは再び自分の顔を智絵里に近づけて観察を再開する。


まだ観察したのはたったの数分程度。これではまだ彼は満足し切れなかった。今すぐに出掛ける事はできない。


そして智絵里にしたってまだ満足していない。


いつもは近くに他の誰かがいて見れない分、この場で十分にと見ておきたかった。


こうして、二人が満足して納得するまで、この観察のし合いは続けられた。


それまでに掛かった時間は、優に一時間を超えたという……。









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