緒方智絵里「あなたと過ごす、特別で怠惰な一日」
1- 20
50:名無しNIPPER[saga]
2017/07/14(金) 14:50:01.15 ID:rHT/Celd0
「……?」


「こうして俺が観察している間、智絵里を暇にさせてしまうのが欠点だな……」


そう言うとPは一旦自分の顔を智絵里から離し、明後日の方角にへとため息を吐いた。


「何もできないで見られているだけじゃ、つまらないよな?」


「……そうでも、無いですよ」


「……えっ?」


Pからの言葉を、智絵里はふるふると首を横に振って否定した。


「プロデューサーさんが私の目を見ている間、私も……じっくりとプロデューサーさんを観察できますから」


Pが智絵里の目を見ていたのと同様に、彼女もまた、間近に迫ったPの目を見ていた。


いや、目だけに留まらず、彼の顔の細部まで隅々と眺めていたのだった。


「だから、こうして座っているだけでも、楽しめてます」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
94Res/68.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice