31:名無しNIPPER[saga]
2017/07/14(金) 10:08:09.46 ID:/hTVOKN20
冒険者男「・・・?ここは?・・・」
ムクリッ
冒険者男「どこかの家らしいが、一体どこだ・・・?」
ギィィバタンッ
?「目が覚めたか人間よ・・・。」
冒険者男「!?あんたは!あの時の!」
?「助けてやったのに、あんた呼ばわりとは失礼極まりない男だな・・」
冒険者男「す、すいませんでした・・・・助けていただき誠に感謝いたします」
?「気にするな、私がたまたま貴様が襲われているのを発見しただけにすぎないさ」
冒険者男「・・・それでも貴方のおかげで私はここにいます」
?「ふっ・・あの戦っている時の勇ましさは、あの男に似ていたのでな・・・」
冒険者男「貴方は一体、何者なんですか・・・?」
?「遠い昔、魔王と呼ばれていたが、今はただの森の仙人だ」
?→森の仙人(魔王)
森の仙人(魔王)「ところで、お主こそ、何者なんだ?」
森の仙人(魔王)「神々との戦いで、大地に生きるほぼ全ての人間は死滅したと思っていたが・・」
冒険者男「私が生まれたのは地下都市「アンダーマザー」です
森の仙人(魔王)「ほう・・・・」
冒険者男「大陸の東側に北と南でそれぞれ2つずつ都市があって、私は北の生まれです」
森の仙人(魔王)「五の国と二の国の残り香といったところか?・・・」
冒険者男「多分・・?そうではないでしょうか・・・」
森の仙人(魔王)「貴様は何のために冒険しているんだ?」
森の仙人(魔王)「地下都市ならば地上に出る必要もそこまで無いはず」
冒険者男「・・・世界を見てみたかったのです」
森の仙人(魔王)「ほう!・・・ふふふ・・・ふはっはっはっは!」
冒険者男「何がおかしんですか!笑わないでくださいよぉ・・」
森の仙人(魔王)「気に入った!今夜はうちに泊まっていくと良い!」
冒険者男「?・・・あ、ありがとうございます」
森の仙人(魔王)「ここに歴史の語り手がいるのだぞ?喜んでいいはずだ世界を教えてやろう」
冒険者男「仙人さんは・・・一体どれほどの長い年月を生きているんですか・・・・」
森の仙人(魔王)「夕食の時にでもゆっくり教えてやるさ!ハッハッハッハ」
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