3:名無しNIPPER
2017/07/13(木) 01:12:29.88 ID:RNLOeJWu0
一の国 酒場にて
カランコロンカラン
亭主「おー!珍しい顔だな!」
魔王「ふっ・・・久しぶりだな剣士よ」
亭主(剣士)「あぁ!!本当に久しぶりだ!よく来たな!」
魔王「今日は久しぶりに馴染みの顔が見たくてな?」
亭主(剣士)「へへっ照れるなハハッ!まぁ座れよ!」
魔王「うむ、では遠慮なくスッ」
亭主(剣士)「何にするんだい?久しぶりの友人の来訪だ無料にしてやるよ!」
魔王「相変わらず豪快な性格だな剣士よ!ハッハッハ!」
亭主(剣士)「あったりめぇよ!じゃなきゃアンタの王の間の扉ぶっ壊して入ったりしねぇよ!」
魔王「たしかに!そうだったな!!ハッハッハ!」
亭主(剣士)「あいつには会ってきたのか?」
魔王「勿論だとも、寧ろ毎年会いにいっておるわい」
亭主(剣士)「そっかそっか!あいつも喜ぶな!ジュボッ」
トクトクトクトク
コトッ・・
魔王「あぁ・・・毎回、元気そうに迎えてくれるとも・・ゴクゴクッ」
亭主(剣士)「そういや・・そうだったな、あんたには死者が見えるんだったか?」
魔王「あぁ・・・お前にしか、この事は教えてないがな・・ゴクップハーッ」
亭主(剣士)「そうだな・・・魔法使いや僧侶には秘密にしておくべきだな」
魔王「うむ・・・毎年毎年この時期になると魔法使いとはあそこでよく会う」
亭主(剣士)「あー納得できるわ・・魔法使いは勇者と恋仲だったしなー・・」
魔王「すまない・・・剣士よ・・・」
亭主(剣士)「・・・気にすんな。魔王さんと勇者がいたからこそさ」
魔王「あぁ・・・ありがとう・・」
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