18:名無しNIPPER
2017/07/13(木) 11:59:17.02 ID:iouqzbp10
一の国
参謀「国王様!!先ほど、魔国より緊急の伝令で三の国が壊滅したとの情報が・・」
新国王「ほう?・・三の国がか?」
新国王「被害はどうなっておる?」
参謀「三の国の大地全てが壊滅状態だそうです・・」
新国王「!?全てだと・・・・」
新国王「何が起きたんだ?・・・」
参謀「詳細不明です・・・100年ぶりの魔族の反乱でしょうか?」
新国王「いや、そうであるならば、今頃この国も滅んでおるわい・・」
ダダッギィイバタンッ!!!
王子「父上!上空の様子が!!!」
新国王「どうした!?」
王子「空の様子がおかしいのです!!!」
新国王「もしや!?」
ゴゴゴゴゴ
暗く澱んだ雲が街を包んだ
人々の大半は嵐が来るのだろうと
干してあった洗濯物を疊んでいた
最初に気がついたのは偶然か、いや必然だろうか?
一の国において随一の高さを誇る城の王室にいた
王とその他、数名であった
新国王「これは・・・・・・・」
王子「我々は一体何を見ているのでしょうか?」
参謀「すぐさま他の国に伝令を飛ばします!!!」
新国王「神の怒りに触れたのだろうか・・・・?」
暗闇の空の中から巨大な腕がゆっくりと大地に向けて
振り下ろされていく。大地に生きる全ての生き物は
隕石か何かと疑い、すぐさま避難を始めようとするが否や
巨大な腕の振り下ろされる速度は勢いをまし爆音と共に
国の北西に住む民 数十万人の命が一斉に無へと返した
大地は四方八方に巨大な亀裂が走り、爆風と大地震が
王国全土を混乱に陥れる
新国王「ぬぅ!・・・・このままでは国が滅んでしまう。。。」
参謀「ダメです!!!他の国とも連絡が繋がりません!!!!」
新国王「我々は・・・もう終わりなのかもしれぬ・・・・・」
王子「すぐさま地下の防衛室へご避難を!!!!」
新国王「う・・・うむ、可能な限り市民達の受け入れの準備を進めよ!!!」
参謀「了解しました!!!!」
ダッダッダ・・バタンッ
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