西住みほ「いつの間にか私が不良として認知されていました」
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38:名無しNIPPER[saga]
2017/07/16(日) 22:09:51.75 ID:C1X8b+l3o
寮 みほの部屋

みほ「ふぅ……。よし。みんなの名前と誕生日はちゃんと覚えられた」

みほ「あとは……あとは……。どうしよう……」

みほ(結局、転校してから話せたのって、武部沙織さんだけだし)

みほ「そういえば、武部さんはどうしてあのとき声をかけてくれたんだろう)

みほ「困ってるかどうか訊ねてきたけど、私ってあの時困ってるように見えたのかな」

みほ「はっ……!?」

みほ「も、もしかして、私……武部さんと友達になれるチャンスを……不意に……?」

みほ「見ず知らずの相手を気遣えるぐらい優しい人なら、きっと良い友達になれたのに……」

みほ「どうして私っていつもこうなんだろう」

みほ「こんな私だから……戦車道から……」

みほ「ボコ……」ギュゥゥ

みほ「戦車道のことは忘れないと。私はもう戦車に乗ることなんてないんだから」

みほ「そうだよね、ボコ?」

みほ「……おやすみ、ボコ」


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