轟雷「あおを気持ちよくしてあげたいのです」 スティ子「はぁ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/07/12(水) 14:53:47.75 ID:tt6wL6ug0
スティレットの思考は、止まった。
状況から考えれば、この子は私の複製のはずだ。
私だけの複製のはずだ。
だって、アレは全て夢だったんだから。
相手が居ないのだから、残された私の姿を複製する以外にありえない。
それ以外は、有り得ないのだ。
それでも、スティレットは思考を働かせ、残る可能性を探った。
「じゃあ、もしかして、轟雷の姿、だったの?」
有り得る話だ、夢とはいえ、私は轟雷と愛し合ったのだから。
それが反映される可能性がないわけではない。
だが、バーゼラルドはこう答えた。
「轟雷の姿でもないよ」
再び、スティレットの思考は止まった。
そして、直面している疑問が、そのまま口から漏れ出た。
「じゃあ」
「その子供は」
「いったい」
「何の姿を複製しているの?」
バーゼラルドは、こう応えた。
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