[Fate] 禁忌を犯したマスターの物語
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13:名無しNIPPER[saga]
2017/07/12(水) 23:33:36.06 ID:i4FzNMYK0
カルデア


不夜キャス「しかし、そのような人物がなぜ人理復元をマスターと共に行っていたのですか?」

ダヴィンチ「人理復元を手伝っていたのは、自らの理想を叶えられるサーヴァントを探すためだけにしていただけさ」

不夜キャス「自らの理想・・・?」

ダヴィンチ「ああ、そうだ。悪が正義に勝つというシンプルな理想を体現できる英霊を彼は欲していた」

「それらは簡単に見つかった。ファーストレイシフト時に冬木の聖杯を守っていたセイバー」

「竜の魔女として存在した聖女、聖杯により出現した騎士王、力による支配を行った光の獅子、鬼を嫌うが鬼の血を持つ武士」

「などといった本来のあり方とは違う英霊に目をつけた。それらの英霊達は彼の下に集まるのはそう遅くはなかった」

「そしてバビロニアで元凶と決着をつける直前で裏切り、激闘のすえ深手を負ったまま撤退した」

「回収しようとしたけど何故か、強制レイシフトが発動せず、そのまま時空の歪みと共に消息が途絶えた」

不夜キャス「その彼を・・・探したりはしないのですか?」

ダヴィンチ「探さない。彼はもう死んだ事にしたし、なにより探しだしたりしても徳にはならないしね」


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