16:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 22:44:21.63 ID:otTlPJINo
「例えば、悠貴ちゃんは走ることが好きですよね?」
「はいっ! もっと遠く、速く走って行きたくて」
「ふふっ。良いことだと思います。」
自分の好きが認められるって嬉しい。
いつもの優しい顔に戻った泰葉さんは続けて言います。
「悠貴ちゃんが部活で練習を楽しんだり、自分の記録に挑戦してみたり。
そういった経験はちゃんとヒロインの役と重なって、自分だけのお芝居になります」
「大人の指導する子どもの演技は、ちょっとオーバーになっちゃうんです。」
すごく実感のこもった言葉でした。
子役だった泰葉さん自身をちゃんと自分で分かった上で、今の素敵なアイドルの泰葉さんがあるのだと。
「背伸びなんてしなくても、悠貴ちゃんらしいお芝居ができれば……
きっと高校生じゃないことだって小さな問題だと思います」
119Res/77.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20