【ミリマス】白石紬「あなたはエッチなのですか?」
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5: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/10(月) 17:47:41.94 ID:aCNVt51G0
「なのに、プロデューサーのその反応――」
少女がお腹の辺りで両手を組み、考え込むように押し黙る。
その美しく上品な佇まいは彼女の流れるような白髪と相まって、
まるで名探偵のミス・マープル……っと失礼。
少女、白石紬はまだ十七。老婦と呼ぶにはあまりに若い。
今、二人の間にはしばしの静寂。
審判を待つ男の喉がごくりと鳴り、紬が残念そうにかぶりを振ってこう言った。
「それはつまり……口もききたくない程に、私を嫌っていると言う事実」
これには男も苦笑い。「えっ?」と間抜けに訊き返す、
彼の胸をピンと伸ばした人差し指でさし示すと、紬はその眉を吊り上げて捲し立てる。
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