星梨花「16センチ、つまさきだち」【ミリマス】
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2: ◆KakafR9KkQ[sage saga]
2017/07/08(土) 22:05:44.42 ID:ybupjCb/0
だけど…… なんででしょう…… 誉められて頭をなでられても嬉しくない時があります

それは……

「星梨花は本当に偉いわ、未来とは大違い」
以下略 AAS



3: ◆KakafR9KkQ[sage saga]
2017/07/08(土) 22:07:33.21 ID:ybupjCb/0
静香さんはとってもスラッとしていて、見た目も大人っぽくて、とてもわたしのひとつ年上とは思えません

わたしがひとつ歳をとっても、きっと静香さんみたいにはなれないと思います

ステージで歌う静香さんはとっても堂々としていて、わたしが本番前に緊張していたら『大丈夫、星梨花なら出来るわ』って励ましてくれます
以下略 AAS



4: ◆KakafR9KkQ[sage saga]
2017/07/08(土) 22:08:39.21 ID:ybupjCb/0
わたしは静香さんの辛そうなところを見たことがありません

静香さんはとても頑張っていて、わたしはそのことを知っています

だからそんな静香さんを少しでも元気付けてあげたくてわたしは静香さんに近寄ります、すると
以下略 AAS



5: ◆KakafR9KkQ[sage saga]
2017/07/08(土) 22:09:23.65 ID:ybupjCb/0
ズルい、そうズルいんです

静香さんはわたしに無いものを沢山持っています

可愛いだけじゃなくて、綺麗でかっこよくて歌が上手くて大人らしくて、背も高くて
以下略 AAS



6: ◆KakafR9KkQ[sage saga]
2017/07/08(土) 22:10:21.45 ID:ybupjCb/0
決めました、わたし大人になります

静香さんにいつまでも頼っているからわたしは子どものままで、静香さんはわたしを子ども扱いするんです

大人になって静香さんにまっすぐ見てもらうんです
以下略 AAS



7: ◆KakafR9KkQ[sage saga]
2017/07/08(土) 22:11:00.06 ID:ybupjCb/0
「うん…… んんっ……」

プロデューサーさんが忙しそうにお仕事をしていたからお手伝いをしています

このファイルを棚に戻してって言われたけど…… 高くて届かない……
以下略 AAS



8: ◆KakafR9KkQ[sage saga]
2017/07/08(土) 22:11:48.85 ID:ybupjCb/0
「桃子はひとりで大丈夫って言ってるでしょ!」

「ダメだよ! プロデューサーさんが『ふたりで協力して』って言ってたでしょ!」

「もう! お兄ちゃんだけじゃなくて育まで子ども扱いして!」
以下略 AAS



9: ◆KakafR9KkQ[sage saga]
2017/07/08(土) 22:13:30.68 ID:ybupjCb/0
うぅ…… ダメでした……

わたしが子どもだからふたりを仲直りさせられないんでしょうか? こういう時どうしたら……

「どうしたの?」
以下略 AAS



10: ◆KakafR9KkQ[sage saga]
2017/07/08(土) 22:15:25.38 ID:ybupjCb/0
ダメです…… わたしが頑張ろうとしても静香さんに助けてもらってばっかり……

「うぅ……」

なんだか悲しくなってきました、頑張っても空回りしてばかり…… どうして……
以下略 AAS



11: ◆KakafR9KkQ[sage saga]
2017/07/08(土) 22:16:32.23 ID:ybupjCb/0
「本当に?」

「だ、大丈夫ですから……」

本当は大丈夫じゃありません、どうしたらいいかわからなくて今すぐ静香さんに慰めて、励まして欲しいです…… けど……
以下略 AAS



12: ◆KakafR9KkQ[sage saga]
2017/07/08(土) 22:17:47.23 ID:ybupjCb/0
「え…… ?」

「わたしは…… っ」

言いかけて、やめました
以下略 AAS



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