【安価】ミリP「いつかの恋愛シミュレーション」
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86:名無しNIPPER[saga]
2017/07/11(火) 18:26:54.45 ID:Xrr/5mEa0
P「そのぬいぐるみ…俺も触っていいか?」
雪歩「大丈夫ですよ」
俺達はぬいぐるみを受け渡しする為にお互い腕を伸ばしてハッと動きを止めた。
受け渡ししたら今よりも近づくことになる。それに、手が触れるかもしれない。
P「…投げて渡しても大丈夫だぞ」
雪歩「そ、そんな失礼なことできませんっ」
雪歩はとんでもないというように首を横に振ると、腕をプルプルとさせながらぬいぐるみを差し出す。俺も精一杯腕を伸ばして…
ぬいぐるみを、受け取った。
P「こんな大きなぬいぐるみ抱くのいつぶりだろうなぁ…」
何事も無かったかのように言うと、雪歩の口元が少し緩んだ気がした。
P「そうだ雪歩、ほら!」
雪歩「?」
P「こうやって動かすと夕日の中を泳いでるみたいじゃないか!?」
雪歩「わあ…本当ですぅ!プロデューサー、亀が夕日の中を泳いでいますよ!」
ぬいぐるみを窓の近くで泳いでいるように動かすと、雪歩は喜んでくれた。
そうやって暫く俺たちは童心に帰ってぬいぐるみと戯れていた。
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