【安価】ミリP「いつかの恋愛シミュレーション」
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156:名無しNIPPER[saga]
2017/07/16(日) 20:23:22.22 ID:AiLAcRkP0
P「ズレてる…」
雪歩「え?」
P「ほら、クラウンがズレてるぞ」
俺はそう言うと少しズレているクラウンの位置を直した。
雪歩は俯いたまま顔を上げない。
P「わっ、ごめんな。怖かったか?」
謝ると、雪歩は消え入りそうな声を出した。
雪歩「ち、違うんです…。なんだかその、クラウン触ってもらったら…王子様とお姫様みたいだなって…」
よく見てみると雪歩の耳は真っ赤だった。俺の顔も瞬時に赤くなる。
な、何てことを言うんだ雪歩…!どうしたらいいんだ…!
P「あ、そうだな、王子様…お姫様…確かにな!」
雪歩の言葉を繰り返すことしかできなかった。正直自分でも言ってることの意味が分からない。
P「ゆ、雪歩はロマンチストだな!」
俺はなるべく気にしていないように言うと、雪歩に別れを告げて部屋を出た。
ドキドキした…。
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