タプリス「天真先輩を更生させるんですっ!」ガヴリール「いやいや無駄だから」
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120:名無しNIPPER[sage]
2017/07/08(土) 18:54:41.26 ID:7wabC/Jk0
…こうして先輩と楽しい語らいをつづけるうち、少しずつ、雨足が弱まり、目の前が明るくなっていくのに気づきました。


それとともに、天真先輩の声が、なんだか聞こえづらくなっていきます。


雨が完全に止めば、きっとそれは夢の終わりの合図。夢から目が覚めるときが近づいているのだと、そんなふうに思いました。


夢の内容って、たいがいよく覚えてなくて、すぐ忘れちゃうものですよね。


だから、わたしは今日一日の出来事を、この夢の中の不思議な体験も含めて、新しい思い出の1ページとして、しっかりと記憶に書き記すことに決めました。


忘れないようにしっかりと。いまのうちにきっちり加筆しておきます。


わたしと天真先輩の新しい思い出の1ページ…。




この日も、雨でした。







おしまい




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