タプリス「天真先輩を更生させるんですっ!」ガヴリール「いやいや無駄だから」
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112:名無しNIPPER[sage]
2017/07/08(土) 18:30:14.13 ID:7wabC/Jk0
ざあーーーー…


しとしと静かな鳴らしながら降り続ける雨の音。


そんな中、相合傘をしながら天真先輩と帰る、なだらかな丘に続く帰り道。


何もかも、記憶する思い出の情景そのままでした。


ただ、私と先輩が織りなす会話は、過去の記憶のそれとは違うものでした。


…………

タプリス「わたしったら……、今日もさっきまで傘にいれてもらっていたというのに……、何度も迷惑をかけてすみません…天真先輩…。

けど今度は、こうして、思い出のこの道をまた一緒に帰ることができて、うれしいです」


ガヴ「迷惑だなんて…、可愛い後輩のためですから。傘をさして一緒に帰ることくらい、何回だってかまいません。
それにわたしこそ、タプリスとこうしてまた、この帰り道をおしゃべりしながら歩くことができてうれしいです」


タプリス「そう言ってもらえてホントにうれしいです…天真先輩…
ですが、今日のことは、ホントにすみませんでした…、魔界の通販で買ったハンマーで先輩をたたくだなんて…」


ガヴ「もういいんですよタプリス。わたしも、あのあと、アナタに同じハンマーで仕返しをしてしまったのですから。おあいこです」



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