55:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 21:51:30.40 ID:1vLUzWwtO
提督「デメリット」
若葉「そうだ。若葉達は艦娘という兵器だが、艦娘故に感情もある。その司令が個人を特別扱いすれば、余計な軋轢も生じるだろう」
提督「ああ、贔屓によって艦隊運用に支障が出るのを恐れているのか。だがその点は問題ない」
若葉「なぜ言い切れる」
提督「それは私が全員に告白するからだ。全員を特別扱いすれば特別扱いではない」
若葉「そ、そうか」
提督「どうだ。考えてくれるか」
若葉「尚更ノーだ」
提督「どうしてなんだ」
若葉「もはや状況が絶望的ならば、若葉も保身に走らせてもらう」
提督「絶望的? 何を勘違いしているか知らんが、現状は実に平和的。波風一つなく凪いでいる」
若葉「……」
提督「なんだ」
若葉「いや、もし提督が本当に均衡と平和を維持しきるほど政治的な手腕があるのなら、それを若葉が確信出来るのなら、その時はよろしくお願いする。それだけだ」
72Res/22.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20