【モバマスSS】モバP「プロデューサーってのは、アイドルの犬だと思うんだ」
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4: ◆51zZD3JOeE[saga]
2017/07/03(月) 22:39:01.54 ID:yScMtxCQ0




P「……卯月?」

卯月「プロデューサーさんが私の犬だなんて、そんなの嫌なんです。私は飼い主なんかじゃないし、プロデューサーさんだって、犬なんかじゃないんです」

卯月「だって……プロデューサーさんは、私のプロデューサーじゃないですか」

P「卯月……」

卯月「私、プロデューサーさんの事、すっごく尊敬してるし感謝してるんです。養成所で私を見つけてくれて、スカウトしてくれて、あんなに可愛い衣装と輝く舞台をくれました」

卯月「私、本当にうれしかったんです。プロデューサーさんが私をかわいいって言ってくれたこと。私の……笑顔が素敵だって言ってくれこと。あの時撫でてくれた感触、私まだ忘れてませんよ?」

P「……あぁ、初ライブを成功させた時だったよな。……あの時の卯月のとびっきりの笑顔、俺だって覚えてるよ」

卯月「嬉しいです。私にとって、あの思い出は宝物ですから。プロデューサーさんのあの言葉があるから、今の私がいるんです。今の私が、笑っていられるんです。全部全部、プロデューサーさんのおかげなんです」

P「……」

卯月「だから、プロデューサーさんがアイドルの犬だなんてことありません。確かに犬は可愛くって癒されますけど……私の頭を優しく撫でてくれて、優しい言葉をかけてくれることはありませんから」

卯月「だから……プロデューサーさん。プロデューサーさんはプロデューサーさんとして、ずっと私の傍にいてください」

卯月「そしたら私、いつでも笑顔になれますから! えへへ、ぶいっ!」

P「……」ホロリ

P「……まったく。そのエヘ顔ダブルピースも可愛いぞぉ!卯月ぃ!」

卯月「あわわわっ、撫でられるのは嬉しいですけど! そんなに激しいと髪がくしゃくしゃになっちゃいますよぉ」

P「はははっ、悪い悪い」

卯月「もー」

P「……悪かったな、変なこと言って。卯月の言う通りだ。俺は卯月のプロデューサー、それで……いいんだよな」

卯月「…はい!」

P「よぉし、じゃあお礼ってわけじゃないけど、これからどっかおいしい物でも食べに行くか!」

卯月「わあ!いいんですか?」





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