10: ◆/Uf/AxpcwY[saga]
2017/07/05(水) 22:35:30.74 ID:XEcjNkUv0
168「ふぅ、おいしかった♪ 提督、今から遊ばない?」
霞「ダメよ。今から残ってる執務を片付けなくちゃならないんだから」
提督「だとよ。また今度遊んでやるから、それまで我慢してくれ」
11: ◆/Uf/AxpcwY[saga]
2017/07/05(水) 23:18:59.89 ID:XEcjNkUv0
提督「あっ、そうだ、霞。ちょっと用事があるから、先に執務室に戻っててくれないか?」
霞「用事?」
提督「満潮に呼ばれててさ」
12: ◆/Uf/AxpcwY[saga]
2017/07/06(木) 17:50:37.04 ID:68Vs2nNf0
提督「満潮ー。来たぞー」
満潮「開いてるわ」
提督「じゃあ失礼。いきなりで悪いが、一体なんの用なんだ?」
13: ◆/Uf/AxpcwY[saga]
2017/07/06(木) 18:59:21.75 ID:68Vs2nNf0
満潮「ただの確認だわ。あの二人が交代で秘書艦をしてるのは、この鎮守府全員が知ってることなんだから」
提督「それはそうだが、結局何が言いたいんだ?」
満潮「いえ、あの二人は気づいてるかしらと思ったのよ。司令官、大丈夫なの?」
14: ◆/Uf/AxpcwY[saga]
2017/07/06(木) 19:00:24.41 ID:68Vs2nNf0
提督「霞、今戻ったぞ」
霞「お帰りなさい。何の用だったの?」
提督「あぁ、なんでも体に気をつけてとか言われた」
15: ◆/Uf/AxpcwY[saga]
2017/07/06(木) 20:50:59.31 ID:68Vs2nNf0
提督「霞……。これで終わりなのか?」
霞「そうね。あなたが今やっているのが最後だわ」
提督「やっと終わった……。苦節9時間、俺頑張った……」
16: ◆/Uf/AxpcwY[saga]
2017/07/06(木) 20:55:48.88 ID:68Vs2nNf0
霞「それにもう1つあるわ」
提督「もう1つ?」
霞「ええ、とても大事なことよ。1日も欠かさずやってきたことなんだから」
17: ◆/Uf/AxpcwY[saga]
2017/07/06(木) 22:46:43.73 ID:68Vs2nNf0
提督「うぅ……、痛てて……。頭が痛い。くらくらする……」
提督「あれ? なぜか手が動かせ……、手錠!? 体も足も縄で縛られて動かせないし……!?」
提督「どうなってるんだ? 確か最後……、霞と……」
18: ◆/Uf/AxpcwY[saga]
2017/07/06(木) 22:47:44.00 ID:68Vs2nNf0
提督「なんでこんなことするんだ?」
霞「あなたが好きだからよ。それ以外に理由なんてないわ」
提督「そうだったのか、知らなかったよ」
19: ◆/Uf/AxpcwY[saga]
2017/07/06(木) 22:48:53.56 ID:68Vs2nNf0
霞「いつも執務が終わったら、こうしてあなたとおしゃべりするのよ」
提督「いや、そんな記憶は……」
霞「それは、私たちがしっかりとあなたの記憶を管理してるからよ」
20: ◆/Uf/AxpcwY[saga]
2017/07/06(木) 22:50:02.62 ID:68Vs2nNf0
霞「おしゃべりって言ったじゃない」
提督「お前と話すことなんてない」
霞「ふふっ。あなた、照れちゃって。今日は13時間42分39秒も一緒にいれたわ、嬉しいでしょ? 途中で邪魔が入ったけど、もう邪魔できないように始末したわ」
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