志希「んふふ…♪ 『サビシクナール(寂しくなる)』を開発したよー…♪」
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2: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/07/03(月) 15:04:48.48 ID:FUrsx/KV0
志希「例えばさ、プロデューサーって『昔、よく通ってたお菓子屋さん』みたいなトコに行った時、『寂しさ』とか『懐かしさ』を感じたことはない?」

P「ある。『友達とよく遊んでた公園』に行っても似たような感覚は感じるな」

志希「そうそう。胸が『キューッ』ってするカンジ。『あはれなり』な感情ね〜♪」

P「ノスタルジー、とも言うのかな?」

志希「YES」

志希「この薬を飲んだ人はね、その『寂しさ』をすごく感じやすくなるようになるわけ」

志希「普段使ってるペンを眺めて『寂しいなぁ』って感じたり、夕暮れ時に歩いてて『寂しいなぁ』ってなるのー」

志希「情感豊かになる薬、って言い換えてもいいかな」

P「なるほど」

P「ところで、この薬で感じる寂しさは、『1人ぼっちは嫌だ』という寂しさとは違うのか?」

志希「もちろん、その寂しさも感じることはあるよー。でも、必ずしも『1人の寂しさ』ではないんだねー」

P「なるほど」

P「ところで、志希は自分で使ったのか?」

志希「使ったよー。我ながら、なかなか破壊力のあるお薬だったねー…」

志希「実は薬の効果がまだ尾を引いててね…今日の私はしっとり志希ちゃんなんだー…」

P「なるほど。だからいつもよりキャッキャしてないわけね」

志希「かもねー…♪」

志希「…」

P「どした。こっちをじっと見てきたりして?」

志希「あのさ」

P「うん?」

志希「おんぶしてくれる?」

P「おんぶ?」

志希「うん♪ 背中に乗せてほしいにゃ〜♪」

P「…薬を隠し持ってたりしない?」

志希「ない♪」

P「…急にハンカチに染み込ませた薬を嗅がせたりしない?」

志希「ないない♪ 単にキミの背中に乗りたいだけ〜♪」

志希「早く、早くー♪」

バタバタバタ

P「はいはい。お嬢ちゃん急かさないでおくれ」

P「よっこいせっ…と」

ひょいっ

P「ほい。これでいいかい?」

志希「…んー…キミの背中って安心するねー…」

ぎゅぅ…

P「…」

P「(胸がやべえ…明らかに押し付けられてるわ…)」

志希「おや…♪ ナニか気になるー…?♪」

P「べ、べっつにー?」

志希「〜♪」



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