19:名無しNIPPER
2017/07/05(水) 03:30:58.11 ID:w6KEdMrW0
シルヴァ「グラン、最近忙しそうだね。ちゃんと休んでいるかい?」
シルヴァ「まぁ顔を見ていれば分かるよ。楽しそうにしているな…」
シルヴァ「え…。いや、今……今の事さ」
シルヴァ「だが無理はしないでほしい。疲れは気付かぬ内に溜まるものだからね、若いからと言って頑張り過ぎるのは良くない」
シルヴァ「何か淹れてあげよう」
シルヴァ「え…? コー…ヒー?」
シルヴァ「あっ顔を上げてくれっ。き、君が謝ることではない。たしかに私が好むのは茶葉を使った飲料だが…。…待っていてくれ」
カチャ…
シルヴァ「鴛鴦茶といってコーヒーも入っているお茶なんだ」
シルヴァ「私の腕では…彼女の淹れたものよりは美味しくないとは思うが…」
シルヴァ「そ、そうか? ありがとう…お世辞でも嬉しいよ」
シルヴァ「そうだグラン。お風呂に入れると色々な効能が得られる果実を前に貰ってね。昨晩、使ってみたんだがとてもリラックスできたんだ」
シルヴァ「良ければどうだろう?」
シルヴァ「そうか! では私の部屋に」
シルヴァ「あ、ゆ、湯はちゃんと変えてある! ただ、その果実を使うと色がついて掃除が大変なんだ。君の部屋の湯船を汚すのも忍びないし私の部屋で入れば…」
シルヴァ「…そうだな。はしたない提案だった」
シルヴァ「では果実を持ってくるよ。気が向いたら使ってみてくれ」
テクテク…
シルヴァ「恥ずかしい…」
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