15:名無しNIPPER
2017/07/04(火) 03:49:24.27 ID:UPtffxHO0
アポロニア「よく食べきったな。オーキスならオイゲ…ゴホン、誰かの元に行くと言って出ていった」
コトン…
アポロニア「コーヒーだ。膨れた腹にも入るぞ」
アポロニア「ああ、私が入れたものだ。 なんだ…? 言っておくが私だって料理くらいできるぞ」
アポロが入れてくれたコーヒーを飲む…。彼女が入れてくれたものと言うだけで胸が高翌揚する…。
オイゲンには否定したが自分は彼女に惹かれているのだろうか…
アポロニア「オーキスは食べる事が好きでな…。あの体のどこにあれだけの食べ物が入っていくのか分からんが食事をしている彼女を私は好きなのだ」
アポロニア「…ただ、オーキスに付き合っていると他の者と同じ様な時間に食事をとるのは難しい。お前も身に染みただろう」
アポロニア「だが私はオーキスと過ごす時間を優先したい」
アポロはとつとつと食事の誘いを断った理由を話した…
アポロニア「…」
アポロニア「腹が膨れればそれ相応の運動はせねばなるまい」
アポロニア「…」
アポロニア「はぁ…。鍛練に付き合え…。…太るぞ」
アポロの言葉に何度も頷いた…
ゼタ「…」
クラリス「ね! だんちょー知らない?」
ゼタ「中にいるよ」
クラリス「あ…」
食堂の中にいたグランは今まで見たことのない、しかしクラリスが見たかった顔を黒騎士に向けていた…
ゼタ「行かないの?」
クラリス「だんちょーって皆にホワイトデーのお返し渡してたよね」
ゼタ「そりゃあバレンタインで皆にチョコ貰ってたし。お返ししない性格じゃあないでしょ」
クラリス「黒騎士さんには貰ってなかったのにね」
「そうなんだ」とゼタは心のなかで呟いた…
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