ブルー「俺達は…」ルージュ「2人で1人、だよねっ!」【サガフロ IF】
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名無しNIPPER
[saga]
2017/07/03(月) 17:39:35.06 ID:8dpRDMsp0
アセルス「へぇ…術の修行の為にか…(1人人称が僕か、変わったお姉さんだなぁー)」
ルージュ「?」キョトン
若干違和感を感じたが、気にせず「まぁ、各地を廻ってるっていっても今日旅立ったばかりだけどね」と付け加え
紅き術士はふと気になった事を尋ねてみた
ルージュ「君も術の資質を集めているのかい?」
[ルミナス]を訪れる者は大抵、陽術か陰術の資質を求め旅に出た者だ
とすれば彼女達もそうなのだろうか?そう思い立ってルージュは質問してみたのだ
もしそうならば、此処で出会ったのも何かの縁、協力して集めないかと誘おうかと考えた
資質、それは生半可な覚悟では得られぬ試練を越えねばならないのだ1人より大勢の方が良いに決まってるし
ルージュ自身が純粋に彼女に恩返しをしたいとも思っている
アセルス「えっ!?えぇ…と」チラッ
白薔薇「アセルス様の御心のままに」
アセルス「ルージュ、私達はさっきも言ったように訳があって宛てのない旅をしてるんだ
此処に来たのも…その成り行きで…」
アセルス「…資質集めをしに来たとか、特に明確な理由はないんだ…ただ逃げて来ただけ、でさ」
ルージュ「ごめん、言いたくない事だったら言わなくて良いから」
ばつの悪そうな顔で途切れ途切れの言葉を発するアセルスは
自分が置かれている状況をどう説明すべきか言葉を選んでいるようだった
"逃げて来た" その一言がこの女性二人が何者かに追われる身であるという事を意味していた
アセルス「気を遣わせすまない、女性の1人旅は大変だろうけど、キミも修行の旅を頑張ってくれ」
ルージュ「うん!ありが―――じょ、せ、い?」
アセルス「?」
白薔薇「…アセルス様、お耳を」ヒソヒソ
アセルス「どうしたんだ、白薔薇……ん?………!?えっ、は!?っ?お、男の人!?」ヒソヒソ
ルージュ(…ははは、そっかー、僕女の子と間違われたんだー)ズーン
…やっぱり幸先よくない旅路だったかもしれない、これが彼の外界とのファースト・コンタクトであった
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