33:名無しNIPPER[saga]
2017/07/03(月) 01:35:04.15 ID:JWBUjO6Go
みほ「そうやって、お姉ちゃんも戦車道から離れていくんでしょ?」
みほ「誰も彼も皆戦車道を忘れていきていく、つまらないね、あれだけ強くてかっこよかったお姉ちゃんは今やもう見る影もない」
みほ「どう?こーーーーんなちっさい頃から学んできた戦車道で、文字通り女の幸せとやらを掴めそうな気分は?」
みほ「さぞ気持ちがいいだろうねえ、否定しない、そんな人が現れたんだもの」
みほ「嬉しいねえ?漸く戦車道から離れられて」
まほ「…何が言いたい?」
みほ「結局皆そうなんだよ、大人になれば青春も朽ちていくし、思い出なんてあっても生きるのに何の役にも立たない」
みほ「誰も彼も戦車道から離れていって、最後に残るのは多分私1人」
みほ「戦車道が重荷なら、最初から関わらなければよかったのに」
まほ「…お前が言うのか?黒森峰から逃げたお前が?」
みほ「あはは、安心してよ、今はもう西住流なんて古くて下らない流派より私の方がよっぽど強いからさ」
まほ「…よく回る口だ、最近話してないからてっきり失語症になったのかと思ったぞ」
みほ「またまた、失語症でどうやって指揮を取るの?」
まほ「…」
みほ「嬉しいなあ、皆戦車道から離れて言ったら、私が一番強いってことだね」
みほ「愉快だなぁ、脆い戦車道をさも信条であるかのように掲げてる馬鹿な姉を見るのは」
まほ「…いい加減にしろ」
みほ「どっちが?」
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