睦月「吹雪ちゃんは夕立ちゃんの事が好きなんだね」
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23:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 18:07:32.90 ID:2xBkgRZF0
…あぁ、そうか。どうして、こんな簡単なことに気が付かなかったんだろう。川内さんの言うとおりだ。私が目指していた強さはきっと私には似合わない強さだったんだ。私が手に入れるべきだった強さはきっと…
どうして…どうして、手遅れになった今気づくんだろう。戻りたい。時間を巻き戻して、やり直したい。手遅れになる前に。
吹雪「睦月ちゃん!」
睦月「え?」
吹雪「ど、どうしたのそんなボロボロになって!」
なんで彼女がここに居るんだろう。どうして私の心配をしているんだろう。
夕立「早く入渠ドッグにいくっぽい!」
吹雪「睦月ちゃん、掴まって!」
睦月「…吹雪ちゃん、どうして」
吹雪「…今は静かにしていて。」
吹雪ちゃんの背中の温もりを感じる。ただそれだけ。吹雪ちゃんに触れているだけでこんなにも私は幸せな気持ちになれる。
今気づいてしまった思考を感情を放り出す。今は何も考えることができない。
そのまま私は身体も意識も吹雪ちゃんに預けた…
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