62:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/29(木) 22:39:26.24 ID:ftAhyJYv0
一方コナンの方は
旧阿笠邸
灰原「本当にこれで良かったの?」
コナン「ああ、蘭は新一に任せればいい」
コナン「それに俺は江戸川コナンなんだからよ」
灰原「そう……」
コナン「なんだよ灰原」
灰原「ごめんなさい……江戸川君……私のせいで……」
コナン「なぁ、灰原……分裂した時に俺達記憶や気持ちまで分かれてしまったみたいでよ」
コナン「ずっと気になってた……お前の事が」
灰原「え……」
コナン「それに約束したじゃねーか」
コナン「お前を守るって」
コナン「それが俺のできるお前のお姉さんに対するせめてもの償いなのかなって……」
灰原「江戸川君……///」
バタンッ
新一「よーおめーら」
コナン「なんだよ……お前か」
新一「なんでそんなしけたツラしてんだよ」
コナン「灰原が博士の家にはもう居たくないからって結局施設に行く事になったんだ」
コナン「それで俺も一緒に……」
新一「何言ってんだおめーら」
コ・灰「へ?」
新一「母さんと父さんにはもう話はつけてある」
新一「コナンは俺の弟として養子に入れて、哀ちゃんも家で引き取る」
灰原「今、哀って……///」
新一「あのな、コナン」
コナン「なんだよ」
新一「お前はもっと自分に頼っていいと思う」
新一「お前は哀ちゃんにお姉さんに対する償いって言ったが哀ちゃんのお姉さんは償いなんか求めてない」
新一「お前はみすみす殺してしまった事に大してずっと悩んでたんだろ」
新一「けど、もういいじゃねぇか」
新一「お前は哀ちゃんを幸せにしてやる事だけを考えろ」
コ・灰「……///」
新一「あとはしがらみとか何だとか面倒くさいことは俺が何とかするから安心しろ」
コナン「……まさかお前に説教じみた事を言われるとはな」
新一「そりゃ、お前は俺だからな」
灰原「フフッ……」
3人「ハハハハハハハハハハ」
コナンは灰原と共に歩む事を決めた
幼い頃から親しい人との温もりを感じる事なく生きてきた灰原
結局コナンである俺はほっとけなかった
灰原「ねぇ、江戸川君」
コナン「なんだ灰原」
灰原「私の事、ずっと離さないでね///」
コナン「当たり前だ///」
完
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