【ミリマス】未来「嘘つきのプロデューサーさん」
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13:名無しNIPPER[saga]
2017/06/27(火) 23:04:34.62 ID:sCkPWv+/0
そしてわたしは中学生だった頃に戻って。
目の前には、あの頃と同じようにスーツをだらしなく着崩したプロデューサーさんがどこか恥ずかしそうな顔をして立っていて。
「プロデューサーさんのバカ。本当に置いていっちゃうんだから」
「ごめんごめん……ごめんな、今まで待たせて」
「……いいですよ! わたしだって、いっぱいいっぱい待たせちゃいましたから」
「約束するよ。これからはお前は1人にしない……うん。がんばる。なんとかする」
その言葉に答えるように、プロデューサーさんの腕にわたしの腕を絡ませる。
わたしは知ってる。
プロデューサーさんがわたしのためにたくさんの無茶を通してきたことを。
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