14:名無しNIPPER
2017/06/27(火) 21:37:55.39 ID:55/N+9aF0
さきほどまで大雨だったのが嘘のように雨粒は細かくなっていく。
空はもうじき太陽を取り戻そうとしていた。
ヴィーネ「本当に30分で上がったわね。サターニャ、気象予報士にでもなれるんじゃない?」
サターニャ「そんなちっぽけな器に収まる私じゃないわ。やがては全世界の天候を操る大悪魔になるんだから」
ヴィーネ「…その根拠のない自信と向上心は見習いたいものね」
サターニャ「常に上を向いていれば、ヴィネットだっていつかは一人前の悪魔になれるわよ。この私が保証するわ」
ヴィーネ「…本当にいつものサターニャと印象違うわね。普段からそんなふうにしてればいいのに」
サターニャ「嫌よ、気心の知れたヴィネットだからこそ、こうして話せてるんじゃない」
ヴィーネ「結構恥ずかしがりやなのね、サターニャは」
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