63: ◆KzSA1DIYOY[saga]
2017/07/05(水) 21:10:10.76 ID:zx0IVnw2O
―― あの怪現象から数日後 執務室 ――
大淀「――それで、なにか収穫はありましたか、提督?」
提督「ああ……その前に、あの時のメンバーは全員揃っているな?」
阿武隈「ええ」
電「なのです」
青葉「はいっ♪」
提督「……天龍がいないみたいだが?」
電「天龍さんは、その……」
青葉「あの一件以来、すっかりお化けを怖がるようになってしまいまして」
大淀「例の件について提督から話があるので、執務室まで来るようにと伝えたら『俺はいいから! もうあの時のことを思い出させないでくれ!』と言い残してどこかに行ってしまわれました」
提督「……まぁ別に強制ではないし、構わないか」
提督「それでだ。この前言ったように、先日この建物の元管理人に会ってきたんだが――」
〜 提督回想中 〜
提督「本日はお時間を取らせてしまって申し訳ありません」
管理人「いえいえ、しかしこうして直接お会いするのは久しぶりですね」
提督「そうですね。鎮守府が設立した時以来ですから、かれこれ2年ぶりでしょうか」
管理人「それくらいになりますかねぇ。それで、本日は一体どのようなご用件で?」
提督「いやぁ、どこから話していいものやら……何しろにわかには信じられないような話でして」
管理人「構いませんよ。あなたほどの階位の方がわざわざ出向かれるくらいですから、きっと深刻なお話なのでしょう?」 ※提督はそれなりの階位という設定です
提督「はい。実はですね……」
かくかくしかじか
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