35: ◆KzSA1DIYOY[saga]
2017/06/29(木) 22:23:50.10 ID:sGFi1JwrO
提督「――冗談はさておき、解決策を考える必要があるな」
大淀「真っ先に思いつくのはお祓いですかね」
阿武隈「お祓いって、お坊さんでも呼ぶんですか?」 ※ちなみに阿武隈は大淀さんに付き添ってもらって無事トイレに行けました
提督「う〜ん、たしかに本職の方にお祓いなり除霊なりをしてもらうのが一番なんだが、如何せん、何の実害も出ていない時点でそこまでするのもなぁ」
大淀「まあ怖がってる子たちは大勢いますが、実際に誰かが危害を加えられたりしたわけじゃないですからね」
阿武隈「お化けの目撃情報も、電ちゃんが最初に遭遇して以降は一件も報告されてないんですよね?」
提督「ああ。前も言ったが電は嘘をつくような子じゃない。とはいえ信憑性に欠けるのも事実だし……」ウーン
大淀「とりあえずもう一度、現場を見に行ってみてはいかがでしょう?」
阿武隈「え゛っ?!」
大淀「ここで憶測を膨らませていても埒があきませんし、現場検証は大事かと」
提督「そうだな。他に妙案も思いつかんし、現場を調べてみたら何か分かるかもしれん」
阿武隈「(ええぇぇぇ?! 行きたくないよぉ!)」イヤダァァァ
提督「阿武隈も当然行くよな?」
阿武隈「わ、私は残って書類の整理を……」
提督「まさか来ないなんてことはないよなぁ? 一水戦旗艦まで務めた阿武隈が幽霊を怖いだなんて、駆逐艦の皆に示しがつかないもんなぁ? ん?」
阿武隈「くっ…! い、行きますよぉ! 行けばいいんでしょ!?」
大淀「(これはあれですね。好きな子には意地悪したくなるという男子特有の……)」
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