31: ◆KzSA1DIYOY[saga]
2017/06/29(木) 21:51:15.74 ID:sGFi1JwrO
―― 翌日 執務室 ――
提督「すまん阿武隈、そこの書類を取ってくれ」
阿武隈「これですか? はいっ」スッ
提督「ありがとう。にしてもすまないな、朝から書類仕事を手伝わせてしまって」
阿武隈「秘書艦なんだから手伝うのは当然です。気にしないでください」
提督「しかし、本当なら昨日のうちに私が終わらせておくべき仕事だったのに……」
阿武隈「もうっ! 提督は変なところで律儀というか謙虚というか……いつもは遠慮なしにあたしのことイジってくるくせに!」
提督「ははは、それは阿武隈が可愛いすぎるせいだから仕方ないさ」キリッ
阿武隈「かっ……!? もう! だからそういうところが――」 ドドドドドドド
バーン!!
提督「うぉっ!?」 阿武隈「きゃっ!」
大淀「て、提督! 大変です! すぐ来てください!」ハァハァ
提督「い、いきなりどうした大淀? せっかく照れる阿武隈の姿を堪能して……ゴホン! ノックもせずに入ってくるとはお前らしくもないぞ」キリッ
阿武隈「もぉぅ、急にドアを勢いよく開けるもんだからびっくりしました。あと提督は後でお仕置きです!」 エェ…イケズゥ
大淀「す、すみません、慌てていたもので……それより提督、すぐに食堂まで来てください!」
提督「? 食堂で何かあったのか?」
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