286: ◆l4sgZhbp7U[saga]
2017/11/09(木) 02:43:24.94 ID:qLmMJ8uq0
鷹村「その技が決まれば、世界ランカーの猛者共さえも、ひとたまりもない」
一歩「は、はは…でも、まだまだですよ」
一歩「会長が望む形に、もっと近づかないと。もっと努力を」
鷹村「……その必要ない」
一歩「え?」
鷹村「悪い事は言わない。次の試合で引退しろ」
一歩「ま、まだそんな事を」
鷹村「確かに強力な技だ。パターン化した旧型デンプシーより、攻略も難しくなった。カウンターも簡単には決まらないだろ」
鷹村「だがな、いまのお前は」
一歩「壊れてません!!!」
一歩の叫びが土手に響く
一歩「僕は壊れてません…大丈夫…大丈夫…」ワナワナ
鷹村「……分かったよ。もう何も言わない、今度こそな」
鷹村「人間、明確な目的を持っちまうと、それを止めるほうが困難ってもんだ」
一歩「……」
鷹村「だからこそ、一度ぶっ壊れたあの男も、帰って来たんだ」
一歩「ブライアンホークの事ですか?」
鷹村「ああ」
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