36:名無しNIPPER[sage]
2017/06/30(金) 00:22:34.35 ID:hYeIBpND0
みほ「ただいま〜祝勝会で遅くなっちゃった」
テレビ『梅雨の時期に入り〜湿度が〜』
みほ「周作ちゃん何か返信くれたかな♪」
未読
みほ:こんばんは、周作ちゃん、最近どう?ちゃんと食べてる?
テレビ『続いてスポーツです、戦車道、全国一位が〜』
みほ「あれ?まだテレビ見てないのかな…」
テレビ『次に世界総合格闘技、雷斗周作選手が一位となりました』
みほ「えっ!?」
驚きつつもリモコンを手に取り音量を上げる
テレビ『一位となる決め手はなんだったと思います?〜さん、
やはりあの技ですね〜』
みほ「周作ちゃんも頑張ってるんだ…」
自分と同じく優勝、それに親近感や、何か暖かい物を感じる
みほ「ラインしなきゃ、え〜っと」
テレビ『最後の大胆な抱きつきには驚きましたね』
みほ「え?」
テレビにはボロボロになりながら相手を倒した周作君と抱き合ってキスする…
ガッシャァァアアン
みほ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
テレビは画面が割れ、破損している
テレビ『や、はははrrrr、恋△○tttttでしょうか?」
気づいた時には椅子を両手で持っていた
みほ「はぁ、はぁ…はは…そうだよね…わかってたよ…そんな事…わかって…わかってた…」
乾いた笑い声とは裏腹に目から涙が止まらない、止め方さえ分からない。
テレビに刺さった椅子を引き抜く
ガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッ
みほ「私、頑張ったよ、酷い戦力差で、碌に整備もされてなかった戦車探し当てて、みんな纏めて、作戦考えて。臨機応変にその場で指揮して…なんで?なんで振り向いてくれないの」
ガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッ
テレビ『ガガガ、ピー、ガガガ』
まほ「ねぇ、なんで?」
椅子を
振り上げた
テレビ『それでは懐かしの曲特集、行ってみましょう『勘違いの恋』』
ガンッ
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