62: ◆l2y1Zn.huk
2017/06/26(月) 00:20:26.17 ID:k4FKddqQO
こうして、特訓の日々は過ぎて行き・・・。
大ヤギ「ぬしがこの山に来て、もう2ヶ月にもなるのか・・・。良く、今まで付いてきたな。」
白雪「ありがとう、ございます・・・。」
大ヤギ「既にぬしは、その辺の兵士などが束になっても敵わない程度には、強くなった。我の自慢の弟子だ・・・。」
白雪「せ、せんせぇ・・・。」グスッ
大ヤギ「泣くな。泣くのを敵に見られれば、それが弱みと悟られるぞ。・・・しかし・・・」
大ヤギ「・・・どうしても、行くのだな・・・? 更なる修行を積めば、ぬしならもっと強く・・・いや、いい。忘れろ。世迷いごとだ。」
白雪「いいえ・・・。必ず生きて、経験を積み、また来ます。その時こそ、手加減無しで手合わせをしてください・・・!」
大ヤギ「・・・いいだろう。行け! 白雪よ! ヤギ仕込みのCQCの切れ味を、世界に知らしめて来い!」
白雪「はい、先生っ!」
白雪は再び、おいしいりんごを求めて下山した。
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