白雪姫「安価で母親から逃げ切る」
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281: ◆l2y1Zn.huk
2017/06/28(水) 00:04:29.07 ID:JVQJuIXEO
ガラスの靴を履き、白スクに身を包んだ白雪が、ねずみの引くカボチャの馬車に乗り込む。
見送る者達の瞳には、うっすらと涙が浮かんでいた。

桃太郎「姉者、お達者で・・・。」

一寸「白雪さん、本当に1人でいいんスか? 何ならまだ・・・」

白雪「ありがとう、一寸太郎。けれどこれは、私の戦いだから・・・私が、殺らなきゃいけないことだから。だから平気よ!」ニコッ

力太郎「困った時はいつでも声かけてな。この三太郎、姉さんの危機とあっちゃあ、地球上どこであっても駆け付けたる!」

白雪「ええ、そうならないようにだけ祈っていてね! ありがとうみんな! 大好きよ!」

そして、白雪を乗せた馬車は、小人の森へ向けて走って行った。
小さくなっていくカボチャの馬車に、4匹の鬼と三太郎は、いつまでもいつまでも、その姿を見送っていた・・・。

鬼ヶ島編第二部・完!



きりが良いので今日はここまでです。
次回、待ちに待った。小人の森編。白雪はりんご製の毒を上手に作れるのか・・・?

今夜は大喜利、『こんな白雪姫は嫌だ』を募集します。
皆様、奮ってご参加ください。


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