38:名無しNIPPER[saga]
2017/06/25(日) 01:48:52.72 ID:YjAvTWa80
キモヲタの家を飛び出した私は、そのまま夜道を走ったわ。
町は真っ暗だったけど、月明かりはあったの。
だから私は走る事が出来た。
見つからずに、大通りに出る事が出来たの。
大通りには沢山の人が居た。
そのうちの1人に見覚えがあった。
学校の付近を良く巡回していた巡査さん。
ママとも顔見知りの、大人の人。
私は、その人に助けを求めたの。
助けてください、ママの所に戻りたいんですって。
その場に居る人は、全員、私の方を振り向いたわ。
まるで、ずっと私を探していたみたいに。
全員の視線が私に注がれた。
その後の事は、正直、思い出したくないんだけどね。
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