真姫「アイリスのはなことば」
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252:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/29(木) 13:27:28.46 ID:mwOZ0t6Co

ヒデコ「どうしたのかな?」

ミカ「フミコ、今日はずっとあんな調子だよね」

海未「二人は……知らないのですか?」

ヒデコ「なにを?」

ミカ「?」

海未「いえ、なにかあったのかな、と」



フミコ「朝ね、昨日の片づけをしに学校に行ったんだ」

穂乃果「……そうなんだ」

フミコ「警察の人がいて、中に入れなかった」

穂乃果「……」

フミコ「そして、みんな……入院してるでしょ」

穂乃果「……」

フミコ「もしかして、昨日の紅茶に……なにか入ってたの?」

穂乃果「…………」

フミコ「私たち、昨日……部室に紅茶を届けてから……そのまま帰ったの」

穂乃果「……」

フミコ「もし、帰らずに……私たちも紅茶を飲んでいたら穂乃果たちと同じく――」

穂乃果「それは……その……」

フミコ「あの紅茶を用意した先輩……って、誰なの?」

穂乃果「え、えっと……」

フミコ「伏見さんって刑事の人から電話かかってきて、今一緒にいるのかって聞かれた」

穂乃果「……」

フミコ「だから、なにかあったんじゃないかって……。
    穂乃果たち入院してるし、学校に警察いるし、思い返したら先輩って名乗った人もなんだか怪しくて……」

穂乃果「……えと」

フミコ「ねぇ、穂乃果……あの人って……」

穂乃果「あ、あの人はね……!」

フミコ「……」

穂乃果「熱狂的なファンなの!」

フミコ「え?」

穂乃果「ずっとお茶会に誘われてたんだけど、
     断ってて、それで強引に学校に入ってきたみたいで!」

フミコ「…………」

穂乃果「あの人ね金持ちでみんなを招待したいって言っててそれであんな高いポットやカップを用意して」

フミコ「…………」

穂乃果「だけど、茶葉に睡眠薬と同じ効果の成分が入ってて、
     だから私たち寝ちゃってて!」

フミコ「紅茶にそんな成分があるなんて……聞いたことないよ?」

穂乃果「そう、だから警察が来たの! 事故だったのあれは!」



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