真姫「アイリスのはなことば」
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24:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/24(土) 00:45:05.71 ID:WaUNN6Q5o

―― 放課後:公園


「どうも、伏見といいます」


凛「警察の人……?」

伏見「えぇ。ほら警察手帳」

凛「わぁ、初めて見た」

伏見「ふふ、学生さんには縁のないものだからね」

凛「見て、かよちん」

花陽「おぉぉ……」

絵里「もう、凛ったら……」

伏見「それで、話を詳しく聞かせてくれるかな」

凛「はい。凛は見ました! 病院のまえで怪しい人を!」

伏見「ふむふむ。外見的特徴は?」

凛「男の人でした!」

伏見「背格好は?」

凛「えっと……太ってはいなかったかな? チラってみただけだから……あんまり」

伏見「そっかぁ……。身長は大体でいいからわかる?」

凛「170くらい?」

伏見「不審に思ったのは、病院の敷地内に入らなかったから、だよね?」

凛「うん。じっと中を見てたのに、くるっと引き返して行っちゃったから」

伏見「ふぅむ。確かに変だね」

花陽「あ、あの……そ、その人が犯人……なんでしょうか」

伏見「なんとも言えないかな」

凛「どうしてですか?」

伏見「犯人が現場の近くに行くのかなって思うんだよね」

絵里「あの、いいですか?」

伏見「いいよ、なに?」

絵里「昨日、注意を受けた人にはパトロールを強化していると聞きましたけど……」

伏見「うん、人通りが少ないところは特にね」

絵里「安心できるのと同時に、不安にもなるのですが……」

伏見「そうだね、制服姿の警官がうろうろしてちゃね……」

凛「ここにくるまでに何人か見たよね」

花陽「……うん」



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