真姫「アイリスのはなことば」
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239:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/29(木) 13:11:47.05 ID:mwOZ0t6Co

絵里「私もね、お母さんと亜里沙に泣かれちゃったわ……」グスッ

穂乃果「ぐすっ……」

絵里「だから、心配かけた分……私たちはしっかりと生きていかないとね」

穂乃果「うんっ……うんっ」


伏見「……」

母「……」グスッ


穂乃果「みんなはまだ……っ……寝てるの?」

絵里「うん……」

伏見「睡眠薬の治療は適切に行われているから、目を覚ますのも時間の問題かな」

穂乃果「そっか……。絵里ちゃんが一番最初なの?」

絵里「えぇ。私は一口しか飲んでいなかったから。
   でも、にこが結構飲んでたから、もしかしたらにこが最後かも」

穂乃果「そうなんだ……」

絵里「さっき様子を見に行ったけど、顔色は良かったわよ」

穂乃果「うん……よかった」

伏見「それで、話があるんだよね?」

穂乃果「はい……。お母さん、雪穂に詳しく教えてないんだよね」

母「そうよ。……穂乃果たちは知らないでしょうけど……犯人から手紙が届いたのよ」

穂乃果「……また?」

伏見「犯行予告が、8人の家にね」

穂乃果「……」

絵里「……」

母「……」

伏見「世間にも事実は知らせていない。刑事告訴をするなら、話は変わってくるけど」

穂乃果「告訴ってことは……みんな」

絵里「そうよ、犯人に罪を犯した責任を取らせるってことだから」

穂乃果「……それなんだけど、絵里ちゃん」

絵里「まさか……」

穂乃果「うん……事故ってことにできないかなって」

絵里「な、なにを言っているの穂乃果」

穂乃果「私だって、犯人に怖い思いさせられたよ。許せないって思った……だけど」

絵里「穂乃果、私が……いうことじゃないけど」

穂乃果「うん……お母さんたちに心配かけたよね。家族を不安にさせた、それも含めて許せないって思う」


母「……」

伏見「……」


穂乃果「だからこそ、事件があった事実を忘れて、事故だったってことにしたい」

絵里「穂乃果……」

穂乃果「ごめん、変なこと言ってるのは分かってる。だけど……真姫のこと考えたら……」

絵里「……」



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