172:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/26(月) 11:49:15.08 ID:iVlOUhKto
―― 駅前
ザワザワ
「夜、暇っしょー?」
「あー、マジだりぃ……」
「なんだ、あのバイト! また連絡つかねえ……!」
「これはこれは、薔薇男戦士殿……!」
「おぉ、そなたがライムさんですか……! リアルでは初めまして!」
「今夜は夜までパーリナイッしょー!?」
「朝までにしようよー」
「さっきの音なんだったのかな?」
「誰かふざけて爆竹に火点けたんじゃない? たまにいるんだよね非常識なバカが」
伏見「はぁっ、はぁッ……」
駅員「早く、早くきてくれ……」
伏見「ふぅ……はぁ……。あの、警察です」
駅員「あっ、やっときた……っ」
伏見「それで、状況を説明してくれますか?」
駅員「は、はいっ。さっき、大きな音がしたんです」
伏見「……」
駅員「その音がした場所に……これが……」
伏見「拝見します」
『 今度は更に大きな音を披露する。この駅のどこかに爆弾をしかけた。 』
伏見「……」
駅員「ど、どうしましょうっ」
伏見「その音が出た場所を案内してください」
駅員「こっちですっ」
ファンファン
ファンファン
「なになに、警察!?」
「なにかあったのー?」
ザワザワ
警部「おい、急げ!」
後輩「はいッ!」
タッタッタ
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