男「住み込みメイドとな?」 女「なんなりとお申し付けください、ご主人様」
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10:名無しNIPPER[saga]
2017/06/23(金) 22:08:21.83 ID:VTkQAKNso

風呂から上がった澪はドライヤーで既に髪を乾かしたのか、濡髪スタイルではなかった
少しもったいないと思いつつも、いつものエプロンドレスではなく淡いピンクの生地になぜかアイスクリームが点々と散らばっているパジャマを着ていた

そのレアな姿を見れただけで内心でガッツポーズをする


女「お風呂頂きました」

男「じゃあやろうか。 ここおいでよ」

女「では、失礼致します」


ソファーをポンポンと叩き隣に座るようにすすめる
少し間を開けて座った彼女からシャンプーのいい香りがして、少し手を伸ばせば触れてしまう距離に、意識せずとも心臓の鼓動が早くなる

俺の中で澪は妹のような存在だった
だがいつの間にか月日が立ち、彼女は一人の立派な女性へと成長している
それどころか男なら誰もが視線を釘付けにさせられるであろうその美貌に改めて息を飲んだ

そんな俺の様子を知ってか知らずか、彼女はあざとらしさもなく首を傾げ、俺の顔を覗き込んでくる


女「どうなさいました、蓮様」

男「いや、なんでもない! 風呂気持ちよかったか?」

女「はい、私の好きな入浴剤を入れさせていただきましたし」

男「え、俺の時、入浴剤なんて無かったよ……?」

女「…………」


彼女の視線を逸らす
わざとらしく視線が宙を彷徨い、やがて誤魔化すようにDVDをせがんだ


女「さぁ、映画を見るんですよね」

男「…………」

女「早くみたいなー」
意訳:これ以上触れるな

男「そんなに見たいのか」

女「はい! 早く見たくてお風呂の中でも楽しみにしておりました」

男「ふっ、その言葉に二言はないな?」

女「え……?」





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