68:名無しNIPPER[saga]
2017/06/23(金) 20:27:10.29 ID:9TDtueb30
藍子「……あの、早苗、さん? 私たち……」
早苗「ん? ああ、一通り全員の行動時間は確認できたから大丈夫よ。全員朝以外は1日中被害者を見ていないのと……あとは、被害者が行ったっていう仕事先の確認ね」
早苗「それも確認して、最終的に被害者が1人でいた時間を特定して、後は犯人と思われる人物の目撃証言がどこかにあればいいんだけど……」
裕子「そっ、その! 前に起きた殺人事件の犯人ですか!」
早苗「そうね。これまでの調査資料もあるだろうから、それも参考に熱海署のほうで動くことになるわ。とりあえず、みんなは今日のところは旅館で休んでて」
文香「ですが……私たちの、部屋は……」
早苗「ああそれ、女将さんに話して空いてる部屋割り当ててもらったから。急な話で、部屋も2部屋じゃなくて1部屋に6人泊まってもらうことになるけど、そこは我慢して」
美優「そう、ですか……」
早苗「今日1日は警察のほうであの部屋は調べることになるし、うるさくなると思うけど……何かあったらアタシのほうから連絡するわ」
早苗「それで、悪いけど全員分の連絡先を教えてもらえるかしら? 滅多なことは無いと思うけど、こっちで何か分かって連絡するときに、誰にも繋がらないって可能性もあるし」
早苗「調査や確認の時以外には使わないから、全員分の連絡先お願い」
裕子「あ、それならユッコのスマホの電話帳にみんなの連絡先入ってますから、それでいいですか?」
早苗「ええ、それでいいわ、アリガト。電話帳にっと……」
裕子「おや? 早苗さん、携帯2台持ってるんですか?」
早苗「ガラケーは仕事用よ。自分のスマホなんてこの仕事で使えないもの」
美優「Pさん……」
……
…………
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