9: ◆oeRx5YHce.[saga]
2017/06/23(金) 13:33:04.18 ID:kYF3fd1y0
事務所に着くと珍しく誰もいませんでした。
だらんとしながらスマホをいじるモバPさんだけ。
すっかりと気を抜いているので脅かしてしまいましょうか。
と、その時、着信音が鳴りました。
まゆではありません。モバPさんがスマホを耳に当てました。
「もしもし。あ、うん、はいはい」
モバPさんは砕けた口調。お仕事の相手ではないみたいです。
「あー、その話。うん、まだ続いてるよ。付きまとわれてる。毎朝毎朝。懲りないなぁって」
どきんと胸が高鳴りました。口の中に苦みが広がります。
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