14:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/23(金) 02:24:26.25 ID:ibzg+X/B0
9P「橘さん。ほら、アメがあるぞ。交換しよう」
ありす「アメ程度で今時の小学生が釣れるとは、大間違いですよプロデューサー」
9P「ふふん、唯のアメじゃないぞ。とっておきだ」
15:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/23(金) 02:25:02.76 ID:ibzg+X/B0
9P「くそっ、完全に打つ手がなくなった!」
ありす「ほらほら、いいんですか?早く取り返さないとお仕事間に合いませんよ?」
9P「出会ったばかりの頃は仕事しろの一点張りだった子が今じゃこうだよ!世の中どうなってんだ!!」
16:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/23(金) 02:26:30.56 ID:ibzg+X/B0
ありす「仕方ないです。ここまで食い下がられたら、こちらも譲歩するしかありませんね」
9P「おお……!ありがとう橘さん!!」
ありす「(ちょろいなぁもう)」
17:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/23(金) 02:28:07.20 ID:ibzg+X/B0
ありす「馬鹿なんですか?本当に頭お猿さんなんですか?どうして今の流れでそんなアホ面して間違えられるんですか?」
9P「辛辣すぎない!?だって橘さんは橘さんだろ!?」
ありす「そうですがそうじゃないんです!名前を答えろって言ったんですよ私は!!」
18:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/23(金) 02:29:04.98 ID:ibzg+X/B0
9P「え、えー……あんだけ散々橘と呼べって言ってたのに……?」
ありす「気が変わったんです!月日が経てば私だって変わります!」
9P「いやまぁ、名前呼ぶだけで返してくれるってんなら願ったり叶ったりだけど」
19:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/23(金) 02:30:23.77 ID:ibzg+X/B0
9P「それに、これから毎回名前で呼べばそんなの要らないだろ」
ありす「え?今なんと……いえ、録音しました。証拠はこちらの手の中に……っ」
9P「電源切らないと言わないからな?」
20:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/23(金) 02:31:25.12 ID:ibzg+X/B0
ありす「それではプロデューサー、よろしくお願いします」
9P「お、おう。わかった」
9P「(とはいったものの……なんだこの空気。そわそわするな……)」
21:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/23(金) 02:32:42.20 ID:ibzg+X/B0
9P「(落ち着けオレ。目の前にいるのはオレの担当アイドルで、まだ小学生の女の子だぞ)」
9P「(それに、ただ名前呼ぶだけじゃないか。橘さんからありすって言い換えるだけ……んん?呼び捨てでいいのか?ちゃん付けは……橘さん怒りそうだな。でも名前を呼べって言われただけで、ちゃん付けでも問題は……あぁ、ありすさんでもいいのか。でもわざわざあんな問題出してまで名前を呼んでくれって言ってるのに、さん付けだと橘さんを裏切る事になるんじゃ……だったら素直に呼び捨てで……でもなんかこう……)」
9P「んんんん〜〜っ」
22:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/23(金) 02:34:35.19 ID:ibzg+X/B0
9P「(何故だ!?ただ名前を呼ぶだけなのにどうしてこんな恥ずかしくなるんだ!?)」
ありす「顔真っ赤ですよプロデューサー。熱でも出ましたか?」
9P「そ、そんなことねーし?今まで風邪とかひいたことねーし?中学校まで皆勤賞だったし?」
23:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/23(金) 02:36:15.54 ID:ibzg+X/B0
9P「(自分でこの状況に引き落としちまった手前、退路はない……!)」
9P「(あと……)」
ありす「………」ニヤニヤ
32Res/22.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20