5: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/06/20(火) 12:17:25.00 ID:DITMeo6LO
「掘裕子!私超能力があるんだ!」
ほたる(というか、私ここにいていいのかな。私の同期になったせいで、今一緒に自己紹介してるこの人たちにも迷惑がかかるんじゃ)
「アナスタシア。パパがロシア人なの」
6: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/06/20(火) 12:19:23.34 ID:DITMeo6LO
ほたる(棟方愛海さん。私より1つ上の14歳。年上だけど、なんというか可愛い人です)
ほたる(見た目も美少女だけど、それ以上に私と違って人に甘えるのが上手な人みたいでした)
ほたる(実際、胸を揉まれた後にも)
7: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/06/20(火) 12:22:44.98 ID:DITMeo6LO
ほたる「……でも、仲良くなりたいって言ってもらえたのは、嬉しかったな」
ほたる(スキンシップが過剰で困ったけれど、でも仲良くなりたいと言ってもらえたことは事実です)
ほたる(まだ知らないからかもしれないけど、私のウワサを知っている人からは初対面でも避けられることは珍しくないです)
8: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/06/20(火) 12:23:52.95 ID:DITMeo6LO
ほたる「……無理だけど」
ほたる(首を振って淡い望みを打ち消します)
ほたる(だって私は不幸だから。誰かと仲良くなると、きっとその人にも迷惑をかける)
9: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/06/20(火) 12:24:49.26 ID:DITMeo6LO
×月△日
・棟方さんに胸を揉まれた
ほたる「うーん?」
10: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/06/20(火) 12:26:16.58 ID:DITMeo6LO
愛海「不幸?」
ほたる「は、はい。私はなぜか昔から不幸なんです。物が落ちてきたりは日常茶飯事で、今ここにいるのも前にいた事務所が潰れたからで」
愛海「そうなんだ。大変だったんだね。あたしでよければ癒してあげ」
11: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/06/20(火) 12:27:19.37 ID:DITMeo6LO
愛海「え、うん聞いてたよ。ほたるちゃんのそばにいると不幸になるかもしれないんでしょ」
ほたる「そ、そうです。だから」
愛海「だから試そうと思って。うーん、一回登っただけじゃわからないね!もうちょっと揉ませてよ」
12: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/06/20(火) 12:28:45.75 ID:DITMeo6LO
△月×日
・買い物中、急な雨が降った
・愛海さんに胸を揉まれた
愛海「うひゃー、すごい雨だね。朝の天気予報では一日中快晴って言ってたのに」
13: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/06/20(火) 12:30:29.31 ID:DITMeo6LO
愛海「ふーん、そうなんだ。そんなことより、ほたるちゃんバンザイして。拭いてあげる」
ほたる「バンザイ?」
ほたる(私の謝罪は軽く流し、愛海さんは鞄からタオルを取り出していた)
14: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/06/20(火) 12:31:41.10 ID:DITMeo6LO
愛海「ほら、早く。風邪引いちゃうよ」
ほたる「あ、あの、自分で拭けま」
愛海「……」
15: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/06/20(火) 12:33:21.70 ID:DITMeo6LO
愛海「ねえ、ほたるちゃん」
ほたる「は、はい」
愛海「ほたるちゃんは不幸だっていうけど、あたしは雨が降ったことを不幸だなんて思ってないよ」
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